こんにちは、助手のSuzuです!

やっと秋が来て、京都が涼しくなって紅葉で赤くなってきました𓇢𓆸
皆さんはどういう秋を過ごしていますか?

今クオーターでは、キャラクターデザインコースの岬ゼミは墨メーカーさんの見学を行なって、私と助手先輩の岸本さんも参加しました。
とても面白かったので今日はこの話をしていきたいと思います。

では早速はじめましょう!

◉ 墨運堂で墨を触り、墨を知る

今回の見学場所は「株式会社墨運堂」という墨メーカーさんでした。
奈良の西ノ京駅のすぐ隣に建ち、広い工場に見える場所です。
実際の墨生産の作業が行われているそのスペースの中で、
一般人が墨について勉強できる「墨の資料館」も運営されています。

墨の資料館では、職人さんのライブ作業、道具、原料、国々の墨などを観えるし、墨の歴史や作り方、多様な表現方法まで、
墨に関するあらゆることを学ぶことができます。

しかも、にぎり墨の体験もできて、私は参加しました。
やり方は簡単で、まだ形になっていない墨を手でギュッと握って、
自分の手の形になったら、スタッフさんがその墨を包んでいただいて完成です。

自分が作ったものはそのままで持って帰ることができますが、
墨は硬くなって使用できるまでは3ヶ月ぐらい後です。
使える時になったらどんな墨が出るかな〜?それは楽しみです✩

次は、私たちが試墨できる場所「永楽庵」へ移動しました。
そこでは墨運堂の商品が沢山並んでいて、
販売中の墨はもちろん、過去の商品も自由に試墨することができます✍︎

穏やかな空間で気になる墨や硯を選べで、
ゆっくりで実験することは楽しく癒やされました( ˘͈ ᵕ ˘͈)

1時間みんなで試墨した後、工場にあるショップにもチェック。
割引で墨運堂の商品が販売されて、
助手も岬先生も学生も気に入った墨を買いました。

因みに、墨運堂は一般人でも見学できますので、
その関連情報は記事の最後に書いておきます。
墨についてもっと知りたい方は足をお運び下さい!

◉ 墨の彩展 墨の可能性を見せる

では、話を続けます!

墨運堂の後、私たちは岬先生のグループ展「墨の彩」を観に行きました。
毎年岬先生が主催で、墨運堂が協賛する展示で、
今回は岬先生を含めて8人の墨アーティストの作品が展示されました。

各アーティストの多様性から生まれた墨の表現を見えて
多くインスピレーションを取れました(✧∀✧)/

また、各アーティストの作品には、彼らが使用している、オススメする墨製品が併せて紹介されました。
作品を楽しみながら、好きな作品や気になるテクニックを見つけたら
それはどの商品で作られているか気軽に参考できました。

岬先生の作品

そして、もちろんグッズコーナーもありました。
アーティストさんのグッズと墨運堂の商品も販売され、
学生の皆さん盛り上がっていっぱい購入しました。

好きなアーティストのグッズも、
自分の作品に使いたい墨や画材も手に入れて良かったですね!
(私も先に試墨した墨と小さい硯を買っちゃいましたw)

今回、学生の皆さんは墨の可能性を知られることで、
自分の制作活動に活かせるものを見つけるかもしれませんね!
私も今日色んなことが勉強になり、とても貴重な経験でした♡

今日の見学はこれで終わりました。
参加した皆さん、お疲れ様でした!
そしていつも面白い技法を共有する岬先生、ありがとうございました!
今度のゼミ活動を楽しみにしています!

バイバイ!

* 墨運堂の見学情報

墨運堂本社
〒630-8043 奈良市六条1丁目5-35
近鉄橿原線・西ノ京駅下車、徒歩5分(ホームの隣・駐車場有り)
TEL:0742-52-0310

【墨の資料館】
無料 要予約(にぎり墨は別料金掛かる)
詳細と予約フォーム:https://boku-undo.co.jp/pages/126/

【永楽庵】
無料 要予約
人数:5~15人まで(個人ではなく、グループでお申込みください)
一般的な書道用品は準備しておりますが、ご愛用の筆/紙はご用意ください。
詳細と予約フォーム: https://boku-undo.co.jp/pages/128/